トップページ  開発サービス  開発サービスについて  員数確認の自動化

員数確認とは

過不足がないか確認する作業のこと
員数(いんずう)とはモノや人の数で、全体で幾つと定められた数のことを言います。
員数確認は業界や会社によって呼び方が異なり、員数チェック、員数検査、員数検品、検数、員数管理など様々ですが、すべて同じ意味として使われています。

員数確認シーン

  • 受け入れ時(入荷数)に前工程の指図書の数量と一致するか
  • 製造業の組立工程にて必要部品が揃っているか確認
  • 入荷数と出荷数が同数であることが正とした場合の不良品数のカウント
  • 所定のケースに必要数が収まっているかカウント

様々な員数確認方法

手順書の内容通り作業しても、入れ忘れや入れ間違いが発生する限り、目視での員数確認でも同様に欠品の見逃しが発生します。
現状、その簡便さから員数確認の多くが目視で行われていますが、目視以外の選択肢として、自動の員数確認装置があります。ここでは、目視確認と比較しつつ、代表的な計数方法をご紹介します。

項目 詳細
目視確認

目視確認は

  • 数取器など道具を使いながら数える。
  • 目で追いながら心の中で数える。
  • 部品を積んで高さを確認する。
  • 秤に載せて重量を確認する。
  • トレイ、治具などのケースに抜けがないか確認する。など
数取器、高さ、重さを目視で確認
重量計測を利用

カウンティングスケール(個数はかり)と呼ばれる測定装置を使用する方法です。
あらかじめ1個あたりの質量(単重)を登録する機能を有しており、全体の重さからその質量を割ることで個数を算出できます。

数えたい部品を重量計測し、数量を予測表示する流れ
通過センサを利用

センサ内を通過させることでカウントします。
備品や素材などの物体を移動(落下や水平移動)させる必要があります。

物体がコンベアを流れ通過センサの間を通るとカウントされるイメージ
画像処理を利用

カメラで撮影し、画像解析により物体検出し、その数を表示させます。

カメラが物体を撮影し、カウントする

有用性と欠点比較

何れの員数確認方法も一長一短があります。

手法 有用性 欠点
目視
  • 導入が簡単
  • 数え間違い、見落としがある
重量
  • 質量のバラツキが少なく、
    重量のあるものは正確にカウントできる
  • 導入が簡単
  • 重ね合わせNGの部品には不向き
  • 軽量部品のカウントは正確性に欠ける
通過センサ
  • 大量に処理できる
  • ライン上に敷設できる
  • 部品を落下させるか、ライン上に敷設する必要がある
    落下の場合、製品にダメージがある
  • 精密・軽量微小部品には不向き
画像処理
  • 多品種少量生産品に向いている
  • 治具に保持されているものも数えられる
  • 員数確認の結果を画像で保存できる
  • ぴったりと重なり合ったものは数えられない
    (平らにならす必要あり)

員数確認ができる製品紹介
(画像処理装置)

独自の画像処理技術を用いて部品の個数をカウントする装置です。
部品をカメラで撮影し、検出した部品の総数をモニターに表示します。
製品の入荷時、出荷時に実施する部品計数作業、員数チェックを自動化できます。

Counter SD-1000 かぞえます代

Counter SD-1000 かぞえます代

部品の形をあらかじめ登録し同じ形の部品を探索し自動カウントします。従来の方法では困難だった数ミリ単位の微小な部品のカウントが可能です。
適用可能な製品:微小・軽量部品、整列した部品

Counter SD-1000の詳細はこちら 

部品カウントソフト

ランダムに置かれた部品の個数を自動カウントします。部品の輪郭を自動認識するため部品の登録を必要としません。
適用可能な製品:ネジやナットなどの金属部品や樹脂部品、治具に収まっていないバラバラな部品

部品カウントソフトの詳細はこちら 

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